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演奏会記

2015年05月22日 23:49

前回書いたように、5月の頭からカントー地方にお邪魔してきました。サイトに遊びに来てくださってる方や、ついったでのフォロワーさんにもたくさんたくさんお会いできて、本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!

そういった方に会うのはもちろんですが、今回の遠征の主な目的は「ゲーム音楽のコンサートで生音を聴きまくる」だったので、足を運んだ演奏会の中から初日・2日目に行ったものについてしたためておこうと思います。
身内からのエゴサーチが怖いので(やっぱり二次創作を見られるのはまだ抵抗が…)、具体的なコンサートタイトルは明記しませんw が、主にFF6について書いております。ロクセリ的に問題も起きました。
あ、あと開演前に植松さんにお会いしてサインを頂きました。初めてお話しした…死んだ。

非常に長いですが、興味のある方は追記からどうぞ。



今回のコンサートは、なんとメインタイトルがFF6!というわけで、元々の遠征予定を変更して聴かせて頂きました。FF6の他にも、同じ1994年に発売された作品の楽曲もフルオーケストラ+バンド形式で演奏されました。


■1日目

FF6の前に演奏されたのはLIVE A LIVEとMOTHER2。名作中の名作と言われるこの2本ですが、実は両方とも未プレイで(というか、この2日間演奏されたタイトルの中でちゃんとプレイしたのはFF6だけだったんですが…)、「やったことのない作品の楽曲がオケアレンジされて、どんな風に自分の耳に残るか」がとても楽しみでした。

ホールの響きが本当に良く、かつ1日目は1階席だったので、ステージ上の音がまんべんなくブレンドされて均等に聴こえてくるイメージ。金管楽器の音がかなりまろやかになっていたので、LIVE A LIVEの楽曲は2階席で聴くとさらに迫力が増したんじゃないかなと思います。それでも「アツイ曲が多い」と聞いていたこの作品、美しい旋律からそのアツイ部分まで、楽曲の魅力がまとめられていてとても魅力を感じました。移植かリメイクしてくれないかなあ、スマホ以外で。
MOTHER2の先行イメージは例のキャッチコピーと「泣ける作品」でしたが、曲が本当に可愛らしい!バンドのみなさんも活躍される編曲でしたが、あのドット絵といきいきしたキャラの動きが目に浮かぶようでした。積みゲーが凄まじく多いですが、早くこの作品もやらねばと思っています。


そしてメインのFF6。作中の楽曲がメドレーになった組曲形式の編曲がされていますが、なにしろ曲数がハンパないので、抜粋しながら箇条書きにて。

・プログラムに記載の楽曲の前に、FF6のCMで使われた「Roaming Sheep」が演奏されました。1曲目が「予兆」なのにステージの雰囲気が何だか違うと思ったら、混声合唱による歌が始まり、パイプオルガンが加わり、そこへオーケストラが曲を膨らませて、物語のはじまりと展開を感じさせてくれました。当時、私はCMを見たことがなかったんですが、リアルタイムで見ていた人にとってはなおさら感動が大きかったんだろうなあ。

・予兆~炭鉱都市ナルシェ~戦闘~勝利のファンファーレ
会場になったホールの目玉の一つが立派なパイプオルガンなんですが(そういえば現パロロクセリでふたりが出会った場所は、このホールをイメージしてました。まさか初めて足を運ぶのがFF6コンサートになるとは思わず…)、日本屈指の響きを持っているホールで聴くパイプオルガンの迫力は凄まじいですね…。ティナが魔導アーマーに乗って吹雪の中を進んでいくシーンが目に浮かびました。ナルシェでは蒸気機関から吹き出る音が入るんですが、あれは人のため息というか、かじかんだ手を息で温めるような音なんだと初プレイの時に思っていたので、HrとTbがエアーでその音を出しているのを見てちょっと感動しました。確かに、ステージでああいった音を出せるものは他にはないんですけどw
そして戦闘と勝利のファンファーレ。この2曲の疾走感と高揚感、そして余韻と次の「目覚め」の流れが、操られてあふれる魔力のままに相手を攻撃していくティナの、意思なき昂ぶりを表現しているようでした。

・目覚め~ティナのテーマ
実はサントラを買うまで「目覚め」がティナのテーマなんだと思い込んでいた私ですが、ティナは儚くて脆くて心細い女の子なのかと思いきや、実は雄大な生命力にあふれる強さを持った女性なんですよね。この2曲はモチーフにしたメロディーが同じこともあってか、「目覚め」の部分は冒頭のみだったんですが、ティナのテーマがフルで演奏された分、しっかりと大地を踏みしめて生きていくティナの姿を見ることが出来ました。この曲はスネアとティンパニがいいんだよねー。

・魔道士ケフカ~幻獣を守れ!~決戦
ナルシェでヴァルガリマンダ防衛戦をする時の並び。初プレイの時にロックとモーグリチームを動かしてティナを守るアレで全滅したことがあってw、正直言うとこの形式の戦闘がやや苦手だったことを思い出しつつ、曲の疾走感に圧倒されてました。「決戦」ではバンドメンバーが大活躍で、ベースライン好きとしては心がぴょんぴょんしっぱなし。あと、あのバンドのキーボードの方、めちゃくちゃいいですね…w 可愛い顔してアツく弾きすぎちゃうところがたまらんかったです。

・街角の子供達(1日目のみ)
すごく好きな曲なんですが、演奏中は「そこラッパに吹かせるのか…キツイな…」で頭がいっぱいでした(ひどい)

・スピナッチ・ラグ(1日目のみ)
キーボーディストさん独擅場フルスロットル。

・ここからオペライベント。「ステージを後ろ側から見られる座席を演出の都合上振り替えた」というアナウンスがあったので、どんなことをするのかと思ったら、マリア・ドラクゥ・ラルスの3人が登場して歌ってくれるという展開に!ドラクゥはチョコボに轢かれて転ぶシーンを(1日目の転び方を植松さんに心配されたそうで、2日目はやや軽めに変更されてましたw)、マリアは花束を投げるシーンを、ドラクゥとラルスの決闘、そしてオルトロスの乱入まで、ステージ上で見事に演出されていました。2日目は合唱団の方も一緒にざわざわして、劇場全体が戸惑っている様子がありありと。あとマリアのひとつひとつの挙動が素晴らしくて、このオペラにはこういう解釈があるのかなと今更ながら新しい発見をしたりと、本当に良いステージでした。そこからセッツァーのテーマに入って、ひとつの楽章が終了。爽やかでカッコイイせっつあんのイメージでした。

・ガストラ帝国~魔導研究所~幻獣界(1日目のみ)
前の曲と打って変わって、重厚で狂気もはらんだ2曲に続いて、やや遅めのテンポの「幻獣界」の切なさときたら…。プレイするたびに、魔導研究所のあのイベントの後でみんながセリスのことには特に触れずにティナと合流して魔封壁へ行くことに淋しさというかもどかしさというかトレハン歯ァ食いしばれ!!みたいな気持ちになるので、帝国での出来事が終焉を迎えたような気分になりました…ところで魔封壁とフェニックスの洞窟のおかげで、「幻獣界」を聴くと溶岩のことを思い出します。

・第2部はオーシャンドラムで出す波の音から始まって、セリスのテーマ~永遠に、レイチェル。これ何回か言ってるんですが、セリスのテーマは作中で2回しか流れなくて、しかも両方とも悲しさや淋しさしかないイベントなんですよね。プログラムの詳細を知った時から、セリスのテーマで第2部が始まることに胃が痛くてかなわんかったのですが、ゆったり慰めるようなテンポの「永遠に、レイチェル」へ移り変わって、途中でコーラスが入った時、「ああ、いま、セリスに再び命が宿ったのだな」と感じました。人の声は本当に生命力の塊というか、生命力そのものなんですよね。

・死界~あの日から…~墓石銘~仲間を求めて
生命が宿ったのにこの絶望的な景色を見て、セリスは何を思ったのかな、「あの日から…」が流れるあの街でマッシュに会えた時、どんな気持ちだったのかな…と空想に浸りつつ、アコギの優しい音色による「墓石銘」と大好きな「仲間を求めて」。サイコーの流れです。「仲間を求めて」は原曲のような力強くてアツく湧き立つものというより、再び大空へ舞い上がった開放感と、わずかに見える未来への予感を感じさせるような編曲でした。まぁ、その開放感の中でデスゲイズに出会うんですよね……

・邪神の塔~狂信集団~妖星乱舞
なぜこの順番で、ここに「狂信集団」が入ってくるのかと言ったら、塔の最上階へたどり着いてケフカと対峙するシーンが描かれてるんですよねーさすが芸が細かい。この3曲はとにかく狂気と緊張感にあふれていて、植松さんが演奏前に話されていた通り、「妖星乱舞」のオケもパイプオルガンソロも凄まじい迫力でした。植松さん曰く、「打ち込みだから演奏する人のことなんか考えてない」だそうですがw、それを生演奏で聴けるという貴重な体験をさせてもらいました。本当に素晴らしかったです。

・蘇る緑、プレリュード
「蘇る緑」の、特に前半は初めて聞いた時に「なんでこんな曲作ろうと思ったんだ…」と打ち震えたものです(感動で)。勇ましい衆はもちろんのこと、獣ヶ原でパーティを振り回す姿とはかけ離れたイメージの優しいガウのテーマから始まるズルいパートもまたもちろん好きなんですが、一番泣いてしまうのはシャドウのところですね…シャドウのテーマの原曲と全然違うし…。オケアレンジで聴くのは約2年前に引き続いて2回目でしたが、やはり感動が止まらず。6のプレリュードは再び大地に緑が戻ることを予感させられるような、穏やかなアレンジがとても好きです。

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■問題の2日目

何が問題かと言うと、コンサート前に行われた、植松さんと指揮者の志村先生によるプレトーク。
交通の都合でプレトークの途中で入場・着席したのです、が、

植松さん「『蘇る緑』の話なんだけど。あれね、ロックとセリスってデキてるでしょ?」


………………ん?



んんん?????????????





今 なんとおっしゃったのか





「蘇る緑」のロクセリパートで、セリスのテーマにロックのテーマが重なって入ることで、二人がデキてることがわかるんだけど~とか、ロックのテーマを重ねてることにあんまり気付いてもらえなくて~とか、そういうエピソードだった訳ですが、あまりにも衝撃的なことを言いすぎなのではないかと内心ガッツポーズが止まりませんでした。よっしゃよっしゃ!!

・2日目は真・女神転生if...とかまいたちの夜の楽曲の後、霊峰コルツ~迷いの森~魔列車~獣ヶ原~蛇の道~反乱分子のマッシュルートが演奏されました。

例によって2作品ともプレイしたことがなかったわけですが(かまいたちはかろうじて1回だけ横で見てたことはあるけど、音楽まで覚えておらず)、前者は美しく、後者は人が刺されるシーンまで再現しての熱演でした。そういえば友人がよく「あのペンションに行こう」と言ってたんですが、あれはどうなったのか…

「霊峰コルツ」のメロディーがCb以外の弦すべてで演奏されていたのがとても印象的で、この3つの楽器を集めるとこんなに音の幅が出るのか…!と感動しました。モンク僧が修業をする霊峰なので、神聖な場所とされているんだろうなという雰囲気がビシビシ伝わってきました。それまでFF6に出てくる山は、種類問わずクマが出てくる場所のイメージばっかりあったんですけど認識を改めます。
「魔列車」はスネアで列車の車輪を見事に表現していたこと、途中で「炭鉱都市ナルシェ」を挟んでミナとシュンが魔列車に乗って行くシーンまで再現されたこと、「蛇の道」のVnが激アツで奏者が弓を構えた瞬間に思わず姿勢を正してしまったことが印象に残ってます。

アンコールではFF7の「ルーファウス歓迎式典」(観客も手拍子で参加できる曲ってやっぱり効果的なんだよなぁと)、2日目はまさかのテラバトルが聴けて本当に充実した演奏会でした。
FF6の作中を思い出すだけでなく、ついつい編曲内容や各楽器が受け持つ音を分解して聴いてしまう癖があるようで、1日目はやたらと「ホルンおいしい…ホルンおいしすぎ……」とうめいてた気がします。再演があればぜひまた聴きに行きたいし、FF6がお好きな方にはぜひ聴いて欲しいコンサートでした。





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